pampahumide’s diary

ぼうっとしてる時に思うこと

雪の降る町を

昭和のヒット曲

ご存知ですか

https://youtu.be/XoK-lNmEeRc

 

雪の降る町を

思い出だけが通り過ぎてゆく

で 始まる

暗いくらあい歌だが

みんなに愛された

テレビもスマホもなく

ラジオ放送しかない

カラオケもない世界で

みんなが歌った

 

子どもの頃はなんとも思わなかったが

これが作られたのは

戦後5年ごろである

5年前の感覚ってどうですか?

ついこの間ですよね

そうでもない?

 

戦争が終わってもまだ7年間は

日本は米軍の占領中である

しばらくは物資もなくて

餓死も普通にあった

栄養失調という言葉でよばれていた

 

そしてたぶん

戦争から帰った人の中には

人を殺したり

人を殺す場にいたりした

人が山ほどいた

PTSDなんて誰も思わず

黙って耐えていた

 

そういう人がこの歌を聴いた時の気持ちを

想像した時

やっと昭和って違っていたんだなあと思った

 

町は焼け野原で

有望な青年は片っ端から特攻させたから

もういなくて

食べるものもなくて

娘が米軍にさらわれても

我慢するしかない

そこから出発した時代

 

思えば遠くにきたもんだ