母方の一族は全員
同じ宗教団体にいる。
その宗教団体のことはよくわからないけれど
母の家族は小さなカルトだった。
祖母は18歳くらいから
ずっとそこで尽くして
小さなおばあさんになった。
晩年お腹がずっと痛かったけれど
誰にも言わなかった。
神様の考えだと
思ったんじゃなかろうかと思う。
薬草茶を黙って飲んでいた。
亡くなる1ヶ月くらい前から
やたらと人に物をくれてた
ブラウスから鍋まで。
それで結局
ガンでもなんでもなかったのに
あっけなく医療ミスで亡くなった。
何が言いたかったか忘れた。